ももの葉治療院ブログ

宿河原・登戸の女性専門鍼灸治療院です

今月あれこれ(低気圧とめまい、墓じまい)

3月は気温差がとても激しかったですね!体がついていけないと感じた方も多かったと思います。

私は先日初めて強烈なめまいを経験しました(>_<)

原因は分かっていて、食べ過ぎ(←お恥ずかしい)の胃腸のダメージに低気圧が重なったことです。胃の猛烈なむかつきがあったので、胃を温めて、食べないようにしたところ幸い2日くらいで良くなりました。胃とめまいの関係は知っていましたが、今回よく調べたところ、胃の水、むくみが特にめまいと関わるとのこと。そんなに水分を取った自覚はないんだが、と思っていましたが、たまたま手に取った群ようこさんの著書「ゆるい生活」にでてくる漢方医の先生が、食物も最後には水分になるので、気がつかないうちに水分過剰になっている、ことがあると説明しているところがありました!水穀の精微(すいこくのせいび)といって脾胃が飲食物を選り分けている、と習ったじゃないか〜と自分にツッコミを入れたくなりました(^_^;)

頭で食べるのではなく、体(内臓)の声を聴かねば、と反省です。そして「ゆるい生活」は東洋医学について、また現代の生活スタイルが体にどんな影響があるかを分かりやすく、楽しく書かれているのでオススメです!

さて、我が家では墓じまいが進行中です。とはいえ同じお寺で永代供養の合祀墓に移ることになります。
自分が若い頃はお墓について考えたりしませんでしたが、月命日の草取りなど、猛暑の時には今までのように行けるかしら、と思うにつれ、自分の行く末?も決まっているというのは、心穏やかな安心感で有り難いなあと感じるようになりました(^_^;)

上の写真は閉眼供養の際、お寺に咲いていたムスカリです。風に揺れて可愛らしかったです。

地元こうだったらいいのにな構想(妄想?)

↑こちらは去年の生田緑地ばら苑の様子です。

多摩区登戸は今再開発で、あちこちが更地になっています。なんだかすごい光景です。ほとんどはマンションになるのかなあと思います。住むところももちろん大切ですが、人口が減っていく今後、多摩区の自然の多さを活かしつつ、地域の人々がより暮らしやすいように変化するといいなあと更地を眺めながら、いろいろと妄想を膨らませています。
考えたこと1:多摩区役所を登戸駅直結にしてもらう→南武線小田急線の乗換え駅である登戸駅には行政サービスコーナーがあり、便利ですが、いっそ区役所や図書館を駅直結にしたら、雨にも濡れずにみんな利用しやすいのでは?
考えたこと2:セレサモス多摩を向ヶ丘遊園跡地に作ってもらう→まずセレサモスとはなんぞや??というと、「JAセレサ川崎直営の大型農産物直売所(セレサモスさんのホームページより)」で、道の駅の農協さん版というような?施設です。セレサモス宮前さんに度々行きますが、地元の旬の野菜などが並んでいて、いつも胸が踊ります。地産地消の大切さが叫ばれていますが、地元の人々が作って下さった作物を見るのはわくわくしますよね!麻生区にもありますが、多摩区にはないのでぜひぜひ作ってほしい〜。向ヶ丘遊園跡地は敷地も広いし、生田緑地とも隣接しているので、自然と食が融合した楽しい場所ができるといいなあと思っています。
ううむ、現実化してほしい。多摩区に投書してみようかと思います笑

三井温熱について

年始に和菓子を買ったら、薯蕷(じょうよ)饅頭をいただきました\(^o^)/焼印がかわいいです。

 

先日、三井温熱療法師の資格を取得しました。三井式は温熱療法の一つですが、きっとみなさんが想像する、ほのぼのするような温かさより熱い!です笑

そしてその熱さが交感神経に括!を入れて体を元気にするユニークな治療です。

このように書くとギョッとされるかもしれません。私も三井式を受けてみて「ギャー、熱い!」となったものの、その後は不思議とスッキリ!くせになる熱さです笑

私もまだまだ修錬中の身ではありますが、自分なりに思う三井温熱療法ならではの特徴は、

・背骨への温熱により自律神経にダイレクトに働きかける

仙骨への温熱により骨盤内の血流を促す

・悪いところがより熱く感じるので、自分の体の弱点を意識しやすい

といったことかなと思います。

鍼灸との組み合せは、自律神経が乱れている方や不妊治療を希望されている方に特におすすめできる療法だと思います。

三井温熱療法のホームページもご参照ください

↓三井温熱療法師の認定式です

 

 

大きな不調は感じていないが、肉と卵を控えてみた件その2

写真は影向寺の乳イチョウです。本文とは関係ないです(^_^;)でも、見事な紅葉でした!

 

さて、魚中心の食生活ですが、その期間徹底して肉と卵を排除していたのではなく、外食で少し食べる機会があったり、そもそも鶏肉は通常通りとっていました。それでも変化はわりとすぐに感じられました。

 

始めて程なく気付いたのはやはり体の軽さです。どこかが痛いと思っていた訳ではないのに、軽くなって初めて体は違和感があったんだと気付きました。

また、不安感も少し減った気が。これも更年期の症状で仕方ないと思っていたのですが、何由来の不調だったのでしょうか??

一ヶ月程続けていますが、さらに感じた変化としては、生理前の不調が少なかったこと、寒冷性のかゆみが減ったことでしょうか。

 

赤味の牛や豚肉、乳製品は炎症やリーキーガット(腸漏れ)の原因にもなると複数の本で読んだことがあります。

そして魚の油は抗炎症作用があるといいます。

炎症の原因となる物質を減らし、炎症を沈める物質を摂取している状態になっているのかなと思います。

恐らくですが、私は慢性的なアレルギー性の鼻炎や気管支炎などが子供の頃からあり、副鼻腔炎や皮膚炎などもあるので、炎症体質がベースにあり、それ故短期間で効果が感じられたのかもしれません。

母も同時期に試していて、リウマチの疾患があるので、炎症数値をぜひとも下げたいのですか、今のところ体の変化は感じないとのこと。やはり個人差もあるようです。

 

今まで肉や卵を食べていても、体が重い〜とは思っていなかったので、肉や卵のマイナス面を聞いてはいても、自分には関係ないと思っていました。今回の実験のように控えてみないと感じる機会もありませんでした。

もしかしたら小麦やコーヒーなども減らしたらもっと体に変化が起こるかもしれません。でもあまりストイックになりすぎず、好奇心を持って食生活の実験を続けていけたらと思います。

大きな不調は感じていないが、肉と卵を控えてみた件その1

きっかけは2泊の旅行でした(妹夫婦の両家顔合わせ。おめでたい!)。美味しいものを食べてしっかり体重も増えたのにも関わらず、なんだか体が軽い??

なぜだろうと思い返すと、たまたま旅行中食事が魚料理で、肉と卵をほとんど食べなかったことに気が付きました。

 

普段卵や肉を食べて別段不調は感じないのですが、この体調の変化は!?と思ったので、しばらく魚中心の食事をしてみようと思いました。

 

とはいえ、生魚はあまり得意ではなく、普段魚の料理もほとんど作らないので、どうしたらよいか考えていたところ、親戚を訪ねる機会があり、手土産にと干物屋さんの存在を思い出しました!干物なら続けられるかも、と思い、自分用にも買ってみました。

 

干物はしょっぱいのが難点と思っていたのですが、最近の干物は塩加減もちょうどよく美味しいんですね。これは良い!かくして(?)魚中心の食生活実験が始まったのでした。

浅草(周辺も)よいとこ

↑こちらはスケロクダイナーさんでテイクアウトした「キュウリと海苔とチーズの雑穀パンサンドイッチ」の箱です笑かわいいイラストが!シンプルなのに滋味深く、食べ応え充分でした(^^)

 

三井式温熱療法師の養成講座を受講しに会場のある浅草にしばらく通っていました。

最初は家から遠いなあ、と思っていたのですが、せっかくの機会なので、あちこち探訪してみました。

会場は浅草寺から程近いところで、まず海外からの観光客の多さに仰天しました。朝からコンビニが混みすぎて、大行列!でも、歴史もあり、飲食店が並ぶ路地や仲見世は楽しい散策ができ、メインの車道はゆったり大きくて、確かに海外の人たちが集まるのも頷けます。

オーバーツーリズムの問題もありそうですが、これだけの人数を受け入れられるなんて浅草すごい!

以下印象に残ったところ(人)です

めぐりて→浅草松屋さんに入っている伝統工芸のお店。いろんな地方の工芸品が並んでいて見ているだけで楽しい♪

ガッツおじさん→浅草橋駅の改札に立っている有名人(だそうです)。最初見たときはびっくりしましたが、人を元気にするぞ、という心意気が伝わって、通るたびにガッツできて嬉しかったです。

パン屋さん→言わずと知れたパンのペリカンさんもありますが、今回行ってみたのは蔵前のデイリーマフィンさんや本所吾妻橋のパン・メゾンさんなど。浅草周辺はパン激戦区なんですね。美味しくてしかも早朝からやっているので、近所の方は羨ましいです。

和菓子→な、なんと講座でご一緒した方から超有名店、亀十さんのどら焼きのお裾分けが\(^o^)/ふわっふわの皮で、パンケーキのようですね。さらにお隣の西むらさんも美味しいと教えていただき、豆大福を購入。こちらも絶品でした〜。

銀杏岡八幡神社浅草橋駅からとても近いですが、とても静かで清らかな空気が流れていました。

浅草は母の実家への乗り換え駅ということもあり、何度も通っていたものの、こんなに良いところとは気付いていませんでした。やはり歴史がある町は楽しいです。

まだまだ楽しそうなところがたくさんありましたが、講座も無事終了。今度は三井式温熱療法で学んだことを患者さんに還元していきたいと思います!

↑下から見上げたアサヒビール本社の「聖火台の炎」です

片山式ブラッシング!!

歯磨きがうまくできないので、YouTubeで歯磨きの動画を見ていた為か、おすすめ動画で片山式ブラッシングを紹介している(小西昭彦先生)動画がでてきました。

重度歯周病を歯磨きで治してしまう、という内容が衝撃的だったので片山恒夫先生の「歯槽膿漏―抜かずに治す」を図書館で借りてみました。

片山式ブラッシングとは何ぞや?というと歯槽膿漏にかかった歯(歯茎)を「治療」する為に患者が行うブラッシングのことで、片山式歯科治療の根幹を成すものでした。

とにかく弱った歯茎にダメージをあたえないよう、最初は絵筆でそお〜っと歯(歯茎)を磨く(その名も突っこみ振るわせ磨き!)ということや、1回の歯磨き時間が1時間はかかるという内容もさることながら、そもそも歯槽膿漏の原因は現代の火を使った柔らかい食べ物で「噛む」ことが減ったことで膿漏を引き起こす菌が増えてしまったから、ということや歯のレントゲンの見方、片山先生独自の治療法など、凄まじい量の情報が微に入り細に入り記載されています(索引や参照頁指定の多さにも執念を感じます!)。

片山先生があみだした方式は「医患共同作戦」で、患者が歯磨きを丹念に徹底的に行うのと並行して歯科医が適切かつ高度な治療を行い共同で歯を救うものです。

片山先生は「観察」の天才なのだと思います。歯(口腔)を徹底して観察し、歯の骨の緊急避難という現象を発見したり、歯が15分で動く事象に出会ったりしています。

そして患者さんが歯を磨けていないと判断したら、その原因を突き止め、必要であれば家族にも連絡をして協力を依頼するという労力も惜しまない。

全ては患者さんの歯を救いたいという情熱からきているのだということが文章から伝わってきます。

片山式ブラッシングを実践するのは至難の技ですが、よく噛んで食べることや、歯茎を絶対に出血させないように歯を磨く、というのはすぐにでも取り入れられる実用的さと、治療に対する情熱や姿勢といった思想的な部分と本当に学ぶことが多い本です!おすすめです!(歯科治療の部分は専門的すぎてほぼ理解できていませんが(^_^;))