ももの葉治療院ブログ

宿河原・登戸の女性専門鍼灸治療院です

唾液偉大なり!梅干しも!

猛暑のせいか目が乾いたり、汗で体じゅうがチクチクしたり小さな不調があったのですが、歯が突然痛くなってしまいました。元々知覚過敏があり、体調が悪いと歯ブラシを当てた時に痛くなる箇所があるのですが、それとは別の箇所で、何もしなくても時折ズキーンと脳天に来るような痛みが(T_T)

歯医者さんですぐ診てもらえたのですが、虫歯はなさそうとのこと。知覚過敏の沁み止めを塗っていただいたのですが、しばらくするとまた例の痛みが。。

よく観察していると顔の向きで痛みが誘発されるような。もしや副鼻腔炎由来?と思い、今度は耳鼻科へ。鼻の奥が炎症で見えないけれど(!)症状からすると副鼻腔炎のようだ、とのことで抗生剤と鼻水を出す薬が処方されました。抗生剤の副反応?に苦しみつつ、歯の痛みは次第に減っていったのですが、時々思い出したように痛みがでます。そのうち歯全体までも知覚過敏の痛みがでてくる始末。

痛みに不安になりつつ、そういえば、最近口の中がカラカラなことに気が付きました。歯医者さんも唾液が噛む際のクッションになるけれど、唾液が少ない状態で食いしばると、歯への負担が大きくなると仰っていました。

恐らく今回の痛みは

猛暑→ストレス増加→唾液減少かつ歯の食いしばり増加→歯の負担大

というような流れでしょうか?

唾液の減少は加齢も関係しているかと思いますが、ストレスなどでも交感神経が優位になると、抑制されるようです。

さらに唾液腺は使わないと衰えていく、という性質もあるとの歯科衛生士さんの言葉もあり、これはまずい!と慌てて対策を取るようにしました。

まずはついつい早食いになってしまう(^_^;)ので、せめてご飯(お米)はしっかり噛むようにしました。

さらに酸っぱい想像をしても唾液がでなかったので(イメージ力低下、、)、実際に酸っぱい梅干しを購入しました。食べたり匂いをかいだり眺めたりすると効果てきめん。唾液がでるのがしっかり分かります。梅干しすごい!

前より唾液がでるようになった結果、なんと歯がつるつるしてきたではありませんか!!

思えば一生懸命歯を磨いているわりに、最近歯がザラザラしているなあと思っていて、歯科衛生士さんにも磨き残しが増えていると指摘されていました(T_T)こんなことにも影響していたとは。

唾液、すごい!少し行動を変えただけで応えてくれる体も愛おしくなりました\(^o^)/

さとう式リンパケアで有名な歯科医の佐藤青児先生もYouTubeで0円で手に入る最強の美容液、として唾液を挙げていらっしゃいました。入口(口腔)をきれいにしなければ、いくら腸活をしてもきれいにならない、とも!

元々自分に備わっている体の仕組みをしっかり使うことの大切さを改めて認識した出来事でした。

すいかを一玉買ったお話し

八百屋さんで超!お買い得になっていたすいかを買いました。

一玉となるとすいか選びも真剣です。ずっしりと重い一玉をレジに持っていくとお店の方が、「いいスイカよねえ」と言ってくれたので、「よしっ!」と嬉しくなりました。

あんまり重いので家に帰って測ってみると中玉と書いてあったのに、6.5キロありました。大玉の間違え??

早速切る(母が)と皮がとても薄く、さらに期待大!大きく切ってもらい、がぶりとかぶりつくと皮の近くまで甘く、でもしつこくなく、体中がさっぱりと涼しくなりました!

イカはこの猛暑の救世主となりました。ただ、美味しすぎて数日で一玉消費してしまいました。。買った際のこんなに大物、食べ切れるかしら、という心配は全くの無用でした(^_^;)

皮が薄いのですが、頑張って削いで、お漬物にしたり、干したりしてみました。さらに、実の干しスイカも味が凝縮して美味しいとあったので、赤い部分も干してみました。が、味が濃すぎるからか、白粉(おしろい)のような芳香がして、自分にはイマイチでした(^_^;)

イカはミネラルと水分を多く含み、天然のスポーツドリンクと呼ばれているそうで、塩を少しかけることでさらに熱中症対策になるそうです。ビタミン、食物繊維が豊富で、さらに血管をしなやかにするシトルリンという栄養素が特に皮に多く含まれているとか。

食べ過ぎは体を冷やしてしまうので、注意が必要ですが、あまりに美味しかったので来年はもっと早い時期からスイカ熱中症対策をしようかなあと思います。

我が家の暑さ対策

今年の夏は本当に猛暑酷暑ですね。

去年までは日光の動きを観察し、日が入ってくる場所にすだれやシェードを設置していましたが、今年はそれでは間に合わない(>_<)

 

そこで、全部の窓に暑さ対策をしました。本当は外から遮光するのが有効ですが、2階は外からすだれをかけられないので、家の中から遮光カーテンや日除けを着けました。さらに、玄関の嵌め込みガラスにも日除けを設置。しかし!それでも熱が入ってきてしまうorz

 

家に入ってくる熱の7割が窓などの開口部だそうです。

こうなったら明るさは犠牲にして雨戸を閉めるしかない!と実行してみました。すると暑さが全然違う!雨戸すごい!

自然光が入ってこないので、何となくしんみりした気持ちになりますが、背に腹は代えられません。

とはいえ、雨戸がついているのは大きな窓だけなので、他の窓はすだれやカーテンをして遮光した上で窓を閉めています。夏なのに締め切った部屋。。

 

それにしても、自分が子供の頃は夏は暑いけれど楽しみな季節でもありました。プールに入った日の午後は気怠くなって扇風機にあたりながら昼寝したり、スイカを堪能したり、夕涼みで外に出ると盆踊りの音がしたり。

いつから夏がこんなに脅威になってしまったのでしょう(T_T)

わずかでも自分ができる二酸化炭素削減を実行しつつ、さらなる暑さ対策に目を光らせる日々が続きそうです。

「空をゆく巨人」読了

上の写真は妹の旦那さんがフランス出張中に撮った1枚です!縁起が良さそうです。本文とは関係ありません(^_^;)

 

ノンフィクション作家の川内有緒さんの本が好きです。「空をゆく巨人」は世界的芸術家の蔡國強さんと福島県いわき市の実業家志賀忠重さん率いるいわきチームが作ってきた作品がどうやって生まれたか、が描かれています。

 

作品や世界中が舞台となるスケールの大きさにワクワクして一気に読んでしまいました。

いわきの一般市民の少人数集団がどうして世界的芸術家に帯同して作品を作っているのか?現地の美術館スタッフや、蔡さんのスタッフではダメなのか?などと思っていましたが、読み進めていくうちに、蔡さんといわきチームが過ごした時間や経験が、「気」というかエッセンスのようなものになり、それを含めての作品なのかなと思いました。

 

蔡さんも志賀さんも度肝を抜かれる自由な魂の持ち主ですが、川内さんの文章も軽やかでワクワクさせてもらえます。

たとえ困難や悲劇があっても心だけは縛られずに生きていくことができるんだ!と希望を見つけられた気がします。

とんもり谷戸とホタル(地元よいとこ)

↑ホタルの画像は撮れない(光を当てちゃダメ)ので、上は近所のあじさい寺妙楽寺)の風景です(^_^;)

 

患者さんに「今年はとんもり谷戸でホタルがけっこう飛んでいる」と伺い、早速見に行ってきました。

とんもり谷戸は生田緑地の端っこに位置しており、地域の方々の活動により、里山の環境が守られている貴重な場所なんです。

ホタルが多く見られるのは湿気があって、曇りの風のない日だそうです。見に行った日は風が少しありましたが、曇りでまずまずの条件です。

7時半前に現地に着きましたが、まだうっすらと明るく、かろうじて足元が見えました。ホタルが見れるのは、小川沿いのようで人が集まっていました。

近づいていくと、早速ホタルが!すーっと光が点灯したり、弱くなったり。ホタルの動きで光が急降下したり、ふわーっと浮かんだり、とても幻想的です。日が完全に暮れてくるとホタルの数が多くなり、私の靴にとまってくれました。か、かわいい(^^)

ホタルの光は、冷光といって発熱しないことが特徴だとか。また、エネルギーから光に変換される効率が非常に高く、究極の高効率発光装置とも呼ばれているそうです。スゴイ!確かに暖かな光というより、清涼、という印象がありました。

こんなステキな光景が近所で見られるとは。10年くらい前にも見に行ったのですが、雨が降ってしまい戻ったので、今回アッサリと見れたのが、なんだか夢の中の出来事のようで、家に帰っても本当に見たのかなあと思ってしまいました。

ホタルが見られる貴重な環境を守ってくださる方々に感謝です!

ちなみにホタルは強い光が苦手で写真のフラッシュやスマホ、懐中電灯の光に当たると数日発光できなくなる場合もあるそうです。見に行く方々は、足元には充分気を付けつつ、強い光を決して使わないようにしましょう!

ハマのドン

久々に映画館に行き、「ハマのドン」という作品を観ました。

 

横浜のIR誘致をめぐるドキュメンタリー映画で見応えがありました。

ハマのドンこと藤木さんは毀誉褒貶の多い、と映画公式サイトにありました。一筋縄では行かない人物なのかなと思いますが、若い頃から本を読み漁り、戦後不良少年を集めて野球チームを作ったかと思うと、彼らにも読書を課題にして、人生とは何かといった哲学的な議題を順に論じさせていました。他にも地域の治安活動にも関わっていたりと、かつてメンバーだった方がその時の数々の経験がその後の人生で活かされた、というようなことを仰っていたことが印象的でした。

答えのない命題を自分の力で考える、行動する、ということが藤木さんの信念なのかもしれないと思いました。

 

映画はIR誘致撤回の市長を当選させた、市民の草の根運動にもスポットライトを当てていました。ニュースだけでは横浜の市長が変わった、IR誘致が撤回された、としか伝わりませんが、その裏では市民一人一人が危機感を持って行動されたんだと分かりました。と同時に普段政治に対して違和感があっても、誰かが反対してくれるだろう、と思ったり、どうせ変わらないからとやり過ごしていては簡単に為政者の都合の良いように物事を変えられてしまう、怖さも感じました。

オススメ映画です!

 

つつじって香りますか?

今年の春は気温が高くて桜も藤も花水木も早々といっぺんに咲いてしまった印象です。つつじも以前はゴールデンウィークあたりに咲いていたのに今年は4月の半ばには咲き始めていました。

近所に通称がつつじ寺と呼ばれている等覚院というお寺があります。つつじを見に行って毎年母と話題というかちょっとした争い?になるのが、つつじの花の香りです。

母はほのかにいい香りがする、というのですが、私は全く感じません。嗅覚はまあまあ良いと自負?しているので、母の発言は本当かなあ?と疑わしく思ってしまうのですが、ネットで見てみるとやはり、つつじの香りを感じる人、感じない人がいるようです!

これは、もはやつつじの花の香りに対する遺伝子をもっているか否か、になるのでは??

アスパラガスを食べた後の尿の匂い(ビロウな話でスミマセン)を感じる人とそうでない人がいるそうですが、これは嗅覚受容体遺伝子の型の違いだそうです。つつじの香りに対しても感受性があるのでは?と調べてみましたが、実際のところは分かりませんでした。

毎年香る、香らないのプチ争いになるので、真相を知りたいものです。